この記事では、ゴルフ初心者の「スニーカーでラウンドはできるのか」という疑問について、解説します。結論として、ゴルフ場でラウンドをする際には、スニーカーは絶対にNGです。
それでは、これからゴルフを始める方に向けて解説していきます。
ゴルフ場でスニーカーが絶対にNGな3つの理由
ゴルフ場でゴルフをプレイする際には、ゴルフシューズを着用するのが基本です。
運動に適したスニーカーはたくさんあります。
しかし、ゴルフでスニーカーが絶対にNGだとされているのは、下記の3つが理由です。
- 傾斜で滑りやすく、怪我に繋がりやすい
- スイング時に足の踏ん張りが効かず、思うようにスイングできない
- 芝を枯らす雑菌の持ち込みを防ぐため
傾斜で滑りやすく、怪我に繋がりやすい
スニーカーはゴルフシューズと違い、靴底にスパイク(滑り止め)がついていません。
ゴルフ場では、傾斜がある場合や、雨が振っている場合、朝露で芝が湿っている場合など、滑りやすい場合があります。滑りにくい靴を履かないと、怪我をする可能性が非常に高まります。
実際に、ゴルフシューズを履いて歩いてみると、スニーカーとの違いが顕著にわかると思います。
スイング時に足の踏ん張りが効かず、思うようにスイングできない
スニーカーには、スパイク(滑り止め)がついていないため、非常に滑ります。
ゴルフは、様々なシチュエーションでスイングをします。斜面からショットを打つ際など、普段練習できないシチュエーションに臨機応変に対応することも、ゴルフの醍醐味です。
そんなときに、スニーカーを履いてスイングをすると、足の踏ん張りが効かず、うまくボールにクラブを当てることができなくなります。
ゴルフシューズなら、踏ん張りが効くため、スイングが安定しやすくなり、楽しいゴルフにつながります。
芝を枯らす雑菌の持ち込みを防ぐため
普段から履いているスニーカーであれば、様々なところを歩いていると思います。
そこで付着した雑菌をゴルフ場に持ち込んでしまうと、せっかく綺麗に育てて、整備された芝生が死んでしまう可能性があります。
きれいなゴルフ場を保つために、プレイヤーが守るべきマナーの1つと捉えるのが良いと思います。
そのため、ゴルフ場に着いてから、シューズケースにしまってあるゴルフシューズに履き替えることをおすすめします。
スパイクが付いてるシューズなら、何でもよい?
結論として、スパイク(滑り止め)がついていても、他のスポーツ用のシューズはNGです。
ゴルフシューズと同様に、靴底にスパイクがついているスポーツシューズは多くありますが、ゴルフをする際にはゴルフシューズを選ぶようにしてください。その理由は下記のとおりです。
- 芝生を傷つけてしまう可能性が高いから
たとえば、スパイク部分が金属で作られているメタルスパイクがあります。フェアウェイやラフであっても、メタルスパイクで芝生の上を歩くことで、芝が傷つけられることは安易に想像できますよね。昔は、スパイク=金属という時代があり、ゴルフシューズ用のスパイクも金属で作られることがありました。今では、ほとんどのゴルフ場が「金属製のスパイクを禁止する」制度を取っています。ゴルフ場としても、芝生が傷つけられるのを良しとはしていないんですね。
金属製ではなくても、ゴルフ用として開発されていないスパイクシューズは、芝生を傷つけてしまう恐れがあります。たとえ、ゴルフシューズと同じような作りであっても、できる限りゴルフシューズを選ぶようにしてください。
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